台風19号 堤防決壊 災害大国日本

2019年10月14日

10月13日に通過した台風19号の被害の概要が大まかにわかってきました。

33人死亡、19人不明。

この数は今後増加するでしょう。

 

21河川のうち24箇所で堤防が決壊。住宅地を飲み込む大規模な浸水被害が発生。

 

堤防決壊した、長野県千曲川茨城県那珂川

一方堤防から、水が溢れて被害が出た、多摩川

 

原因は、台風が勢力が衰えないまま上陸したことによる記録的短な大雨。日本の南側の海水温は27度と平年より高かったことにより、勢力を保つたまま上陸しました。

 

静岡県に上陸時の中心気圧は955ヘクトパスカル

通常台風は、上陸後は勢力が衰えるのですが、

今回は前線等の影響で勢力が衰えないままゆっくり北上!それによる、観測記録を塗り替える記録的な大雨。

50年に一度起きる確率の大雨だったのではないでしょうか。

 

この記録的な大雨により、堤防から水が溢れて堤防を徐々に削っていき堤防が決壊!

 

いくつもの県にわたって流れる川、広域から水が集まる一級河川

一級河川でも、国道交通省が直接管理する、いわゆる直轄河川である、千曲川。他にも江戸川、利根川などがあります。

この一級河川を流れる水の量は膨大であり、一度決壊してしまうと被害は広範囲にわたってしまいます。

 

東京の都心などは、川の両側は鋼矢板の直護岸、多摩川など、で決壊することはまずないですが、

ほとんどの一級河川は、土で出来た土堤。

大雨によりどこかが決壊するのはやむを得ないと思われます。

近年、国の指導により、大雨による浸水想定区域は各自治体か作成、公表するようになっているので、川沿いに住んでいる人は確認が必要です。

 

川沿いの低い土地は、必ず浸水想定区域に入っているので、今までは溢れたことはなくても、50年100年に一回は確率的に溢れる可能性はあるので、今回のような大雨では注意が必要です。自分の住んでいる所ではそんなに降っていなくても、上流の隣の県とか、2つ3つ隣の県で豪雨だと、1日経って増水、氾濫する可能性があります。

 

今回は荒川が比較的、上流で溢れましたが、

もし、上流であふれず下流江戸川区あたりで溢れたらと思うと、海抜0m地帯にたくさんの人が住んでいる東京は、住むにはリスクが大なのかと思います。

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大雨時の川の高さより低い所に多くの人が住んでおり、いわゆる天井河川。

 

スーパー堤防の整備を進めていますが完成はいつになるかわからないし。

 

日本の地形は山がほとんどで、一部が平野となっていますが、

山や、山沿いに住むには土石流とか崖崩れが心配だし、

平野は河川の氾濫、津波の心配があるし、また地震活断層の心配もあるので、

我が国、日本に本当に安全に住める場所は意外に少ないのかもしれません!

しかしながら、浸水想定箇所を外して住むという事は現実的ではないので、防災対策が、国県レベルと個人レベルが必要です。

 

追記

10月16日午前5時現在

堤防決壊箇所55河川、79箇所

 

国が管理する河川だと、7河川、12箇所

阿武隈川千曲川久慈川那珂川等。

 

住宅の浸水被害、1万3000棟以上。

74人死亡。11名不明。